1.浜視協の組織

まず、最高の議決機関である社員総会、会員の意見集約の場である評議員会があります。
そして、NPO法人 浜視協の運営に当たるのが、理事会になります。
理事会には会長、2名の副会長、総務部長、経理部長に当たる理事のほか、広報部、生活福祉部、青年部、女性部、スポーツ部、移動支援部、職業部、ボランティア部の各部があり、それぞれ理事の部長が所管しています。
現在のところ、広報部、生活福祉部、女性部、職業部にはそれぞれ委員会があります。
さらに、この理事会の法人運営をチェックする立場の監事2名が選任されています。
また、事務局には、事務局長をはじめとする4名の事務員が、交代で勤務しています。

2.浜視協加盟団体の紹介

現在、青葉区、旭区、泉区、神奈川区、金沢区、港南区、港北区、栄区、瀬谷区、都筑区、鶴見区、戸塚区、中区、保土ヶ谷区、緑区、南区の横浜市内各区の視覚障害者福祉協会が加盟しています。
これらの団体長を集めて、浜視協団体長会議を開催しています。

3.浜視協の歩み

浜視協は、大正9年に「あんま・マッサージ・指圧・鍼・灸業」を営む視覚障害者を中心に設立された横浜盲人会を母体とし、昭和39年、生活福祉部門が三療部門と分離独立してスタートしました。昭和44年には、横浜市身体障害者団体連合会に加盟し、その後、1981年(昭和56年)の国際障害者年を経て、視覚障害者の生活と福祉の向上を目指す多様な活動を展開し、平成22年、NPO法人化されました。

現在浜視協では、視覚障害者の日常生活及び社会生活の自立のための支援事業、生活及び就労のための相談事業、小学生~高校生及び社会人向けの視覚障害の理解促進のための講演、啓発の事業、まちのバリアフリー化のチェックとバリアフリー化推進の事業、視覚障害に関する各種情報の提供、ボランティアの養成と研修、視覚障害者のためのスポーツの振興、講演・コンサート・演芸等の文化事業を幅広く行っています。