日時 七月九日(日)
開場12時 開会13時 閉会15時半
場所 横浜ラポール1階 ラポールシアター
目的 身体障害者の自立と社会参加をめざして協調し、交流を深めるとともに、福祉の向上に功績のあったかたがたを表彰します。
プログラム
第一部 表彰式、大会宣言
第二部 落語とときどき闘病記 落語家 笑福亭あらま
抽選会
※第二部のみ観覧されるかたへは抽選券の配付はありません。
出演者プロフィール
笑福亭あらまさん(落語家/45歳)先天性胆道閉鎖症・肝不全。
1977年鹿児島県生まれ。学生時代からタレントとして地元で活躍し、鹿児島大学卒業後、上京してフリーアナウンサーや役者として活動。6年間の社会人落語家を経て、2017年、三遊亭とん馬に入門し正式に落語家へ。2021年5月【二つ目】昇進。2児の母でもある。子どもの目線・保護者の目線の落語公演の他、PTA及びインクルーシブ教育などの講演会も積極的に開催。地元杉並区の小学校では子どもたちに落語のおばちゃんで愛されている。
2021年10月、弟の肝臓の25%をもらって、生体肝移植手術。「胆道閉塞症」という病気をもって生まれ、「18歳までしか生きられない」と告げられる。物心ついた時から頭の中には「太く楽しく生きよう」という思いがあった。胆管炎を繰り返し、胆石除去手術を何度も受けた。2021年2月に「あと半年」と余命宣告。「助かる道は肝臓移植しかない」と告げられた際、「43歳まで生きたし、もうこれで終わりでいいか」と思った。二つ目に昇進したばかりで、師匠方から「あら馬、生きろ!」と激励。それで「こんなに応援してくれる人がたくさんいるならやっぱり生きなきゃダメだ」と移植を決意。入院生活も苦難の連続、
そんな中うれしくて号泣したのは、術後10日目に確認できたブログに届いた大量の応援メッセージを見た時。「一人じゃない、頑張らねば」と思起す。そこからは、猛然とリハビリに励み、半年後に退院。その半月後には高座復帰を果たす。免疫抑制剤は必ず1日2回、12時間おき、一生服用といわれている。
福祉の集いでは、生まれてから現在までの闘病記と、落語をお届けします。
※当日は、手話・要約筆記通訳あり、車椅子スペースあり(10席程度)、点字・拡大文字のプログラムもご用意しておりますが、数に限りがあります。
会場内ではできるだけマスク着用のご協力をお願いします。
入場無料 定員260名 予約不要
問合せ先 公益社団法人横浜市身体障害者団体連合会
TEL 045-475-2060
(受付時間 月曜日~金曜日 9~12時,13~17時)
福祉の集い実行委員 浮須秀男